2023.05.02
在宅医療でよくある出来事
在宅の現場でよくある出来事
①朝起きるのが遅くて朝と昼の薬の時間が2時間くらいしか開いていない。
②朝の薬を飲むと眠くなって昼寝をしてしまう。そうすると夜眠れなくなるので睡眠薬を飲んでしまう。
③朝と夕方はヘルパーさんがいて薬を飲ませてくれるが、日中は患者さんしかいないので薬を飲むのを忘れてしまう。
【そのお悩み。私達なら解決できるかもしれません。】
私たち薬局薬剤師は多職種の方々と情報を共有し、お薬のプロとして在宅におけるお薬の悩みを解決できるようお手伝いしています。
成功例)
・朝起きるのが遅い方・・・医師と連携。医師に処方内容について見直しを提案し、朝と昼の薬をうまく調整し、昼だけ飲めば済むように変更した。
・薬のせいで日中眠くなってしまう方・・・ご家族と連携。患者さんが昼寝しないようご家族にお声掛をお願いするもうまくいかず。
次の対応として眠くなる原因の薬を夕食後に変更。そのおかげで睡眠薬はなくても夜眠れるようになった。
・昼の薬を飲み忘れてしまう方・・・ケアマネジャーと連携。昼にケアマネジャーから電話をしてもらうようにし、その結果飲み忘れがなくなった。
薬はきちんと飲んで初めて100%の効果を発揮します。飲めないのには患者さんそれぞれの理由があります。その理由に合わせた解決方法をご本人だけでなく、ご家族や多職種に提案するのも私たち薬局薬剤師の仕事なのです。